胃痛
胃痛
胃痛は医学的には心窩部痛といったり上腹部痛といわれたりします。みぞおち付近の痛みです。その名の通り胃に何か問題があるために痛みが生じることが多いですが、必ずしも胃が症状の原因とは限りません。
症状が長く続く場合や胃薬の効果が乏しい場合は胃カメラ検査や腹部超音波検査を受けて重大な病気が隠れていないか調べましょう。
胃痛の原因はさまざまありますが、中でも「胃酸の過剰分泌」や「感染」、「胃の機能低下」、「ストレス」、「暴飲暴食や睡眠不足など生活習慣の乱れ」が多い傾向にあります。しかし、中にはがんにともなう胃痛、寄生虫に伴う胃痛、胆石に伴う胃痛もあり、これらの胃痛は内視鏡による処置が必要になってきます。
先端にカメラが付いた極細の内視鏡スコープを口や鼻から挿入し、食道・胃・十二指腸の粘膜を詳細に観察できる検査です。病変の位置や範囲、状態をしっかり把握でき、微細な病変の発見も可能です。検査中に組織を採取できます。病理検査によって多くの疾患の確定診断が可能であり、有効な治療につながります。
超音波を腹部に当てて、反射波によって体内のリアルタイム画像を得られる検査です。腹部超音波(エコー)検査では、内視鏡では確認できない肝臓、胆のう、すい臓、腎臓、脾臓の状態を確認できます。患者様への心身の負担がなく、胎児の検査にも使われるほど安全性が高いため、何度も繰り返して検査することもできます。
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