消化器ドック
消化器ドック
健康や、病気の早期発見、予防のために、人間ドックを受診される方が増加しています。
最近では脳ドックや心臓ドック、レディースドックなど、様々な分野の専門性の高い検診が行われるようになっています。
消化器の病気は、病状が進行しないと自覚症状があらわれないことがあります。
消化器ドックを受ける最大のメリットは、自覚症状がない段階で消化器系の病気を早期発見できる可能性があることです。
胃がんや大腸がんなどの消化器系のがんは、初期段階では自覚症状が現れにくいため、定期的な検査が重要となります。早期発見できれば、治療の選択肢も広がり、身体的・精神的な負担も軽減できます。
また、消化器ドックでは、がん以外にも、ポリープ、炎症性腸疾患、胃潰瘍、十二指腸潰瘍など、様々な病気を発見できる可能性があります。これらの病気も早期発見・早期治療することで、重症化を防ぎ、健康な生活を維持することができます。
さらに、消化器ドックの結果は、自身の健康状態を把握し、生活習慣を見直すきっかけにもなります。検査結果に基づいて、医師から食事や運動などに関するアドバイスを受けることで、病気の予防や健康増進に繋げることができます。
消化器ドックとは、胃や大腸などの消化器系に焦点を当てた健康診断のことです。
検査を通して、胃がん、大腸がん、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、ポリープ、炎症性腸疾患などの早期発見・早期治療を目指します。
胃がんや大腸がんは、40歳を過ぎると発症リスクが上昇するため、定期的な検査が重要です。
再発や合併症のリスクがあるため、定期的な検査が重要です。
遺伝的な要因で発症リスクが高まる可能性があります。
ピロリ菌は胃がんの主要な原因の一つであり、除菌治療後も定期的な検査が必要です。
喫煙は消化器系の病気のリスクを高めるため、注意が必要です。
アルコールは消化器系の粘膜を傷つけ、病気のリスクを高めます。
上記に当てはまる方はもちろん、当てはまらない方でも、健康診断の結果で再検査を勧められた場合や、健康不安がある場合は、消化器ドックの受診を検討しましょう。
当院の消化器ドックでは、カメラを行わない基本コースがあります。また、胃カメラ、大腸カメラ、または両方を選択いただけます。
胃カメラは、経口または経鼻で選択可能です。胃カメラでは食道、胃、十二指腸の状態を確認し、大腸カメラでは大腸(直腸と結腸)の粘膜を観察して、炎症、潰瘍、ポリープ、腫瘍の有無を確認します。内視鏡検査で生検やポリープの切除が必要な場合などは、状況に応じて一部保険診療に切り替わることがあります。
消化器ドック基本コース | 8,250円 |
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問診 | |
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血圧測定 | |
採血 | 貧血末梢血液一般・肝機能・腎機能・脂質・血糖・HbA1c・尿酸・血清鉄・アミラーゼ |
胃がんハイリスク検診 | 血中ピロリ抗体・ペプシノーゲン検査 |
便潜血検査 | (2回法) ※大腸カメラも行う場合は検査しません |
胃カメラ・大腸カメラドック | 34,100円 |
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※大腸カメラは75歳以下の方が対象となります
腹部エコー | 5,500円 |
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検査腫瘍マーカー CEA、CA19-9 | 4,400円 |
血液型セット | 3,000円 |
ピロリ抗体検査 | 3,300円 |
肝炎ウィルス検査(B型(HBs抗原)、C型(HCV抗体)) | 4,000円 |
ご予約
消化器ドックのご予約は、診療時間内に受付窓口で承っております。オプションの追加や検査内容に関するご相談もお気軽にお問い合わせください。
ご説明
検査の前日から当日までの食事制限やお薬の服用については、事前にご予約時に詳しくご説明いたします。大腸カメラ検査をご希望の方には、下剤の前処置に関する詳細な説明も行います。
検査当日
当日は、健康保険証とお薬手帳をお忘れなくご持参ください。消化器ドックは原則として自費診療ですが、医師の診察により検査が保険診療に切り替わる場合がございます。また、本人確認のため、保険証の提示もお願いいたします。お薬手帳の代わりに通常服用されているお薬があれば、それをご持参いただいても結構です。大腸カメラ検査を受ける方は、下剤の前処置が必要ですのでご注意ください。
診察
医師の診察では、既往歴や通常服用されている薬、お体の症状に関する詳細な情報をお伺いします。
各種検査
消化器ドックに含まれる各種検査を順次進めていきます。内視鏡検査についても、スタッフが丁寧にご案内いたします。
結果郵送
対面でご説明もできますが、基本的には1週間程度で郵送にて結果をお送りします。対面の説明では、検査データについて医師が丁寧にご説明し、必要に応じて健康指導も実施します。
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